オンチェーンデータによると、XRPの大口保有者(ホエール)が過去一日で大量の移動を行っています。これらの巨大な主体が何をしているのかを見てみましょう。
オンチェーン取引トラッカーサービス「Whale Alert」のデータによれば、過去24時間でXRPネットワーク上に3つの大きな取引が確認されました。その一つは約2,870万XRP(約14.7百万ドル)の移動で、その規模から見て、ホエールが行ったと見られます。
ホエールの移動が通貨にどんな影響を与えるかは、その背後の意図によります。この最初のXRPホエール移動の詳細な情報は、その背景を明らかにするかもしれません。
送信先アドレスは未知のウォレットで、受信先は仮想通貨取引所「Bitstamp」に関連付けられたアドレスでした。「未知のウォレット」とは、既知の中央エンティティと関連のないアドレスを指すため、通常は投資家の個人的な自己管理ウォレットです。
この移動で、ホエールが自身のアドレスからBitstampにコインを移動したことから、プラットフォームのサービスを利用したかったと推測できます。これには売却が含まれる可能性がありますが、必ずしもそうとは限りません。
ホエールが売却を検討している場合、その移動は資産に対して弱気の影響を及ぼす可能性があります。このような移動と同様に、過去24時間で2回目の移動も取引所への入金で、今回は「Binance」へのものでした。
また、XRPの価格は過去一日で約5%下落し、現在の価格は約0.5ドルとなっています。そのため、ホエールが今日預けた額の一部は売却のためだった可能性も考えられます。
出典:2024/02/01 「XRP Whales Are On The Move, What Are They Up To?」 https://www.newsbtc.com/xrp-news/xrp-whales-on-the-move-what-they-up-to/