最近立ち上げられたいくつかのスポットビットコインETFが、運用資産(AUM)の規模において最大の商品ETFと並んでいます。VettaETFの商品ETFリストとブロックチェーンETFリストを組み合わせると、GrayscaleのGBTCがAUMで205億ドルを保有し、2つのゴールドETFに次ぐ第3位の商品ETFとなっています。一方、BlackRockのIBITはリストの7位で、AUMが28億ドル。FidelityのFBTCは9位で、AUMが25億ドルです。その他にも、上記のチャートには表示されていませんが、スポットビットコインETFの中にはAUMによるトップ25の商品ETFにランクインするものもあります。ARK 21SharesのARKBファンドはAUMが6億6500万ドルで25位、BitwiseのBITBファンドはAUMが6億4100万ドルで26位にランクインしています。
VettaETFはスポットビットコインETFを商品ETFのリストに含めていませんが、アセットマネージャーは一般的にこれを商品ETFと考えています。例えば、BlackRockは自社のウェブサイトでIBITを商品ETFとラベル付けしています。同様に、Ark InvestはARKBをインデックス化された商品ETFとして言及しています。一方で、BitwiseやFidelityは自社の商品を商品ETFとラベル付けしていないようです。ほとんどのアセットマネージャーは、免責事項で、自社のファンドが1940年の投資会社法に基づいて登録されていないこと(これは部分的にファンドの商品取引に影響を与えます)と、商品取引法に基づく商品プールでないことを認めています。スポットビットコインETFは今年1月に米国証券取引委員会(SEC)から承認を受けました。SECの議長であるゲーリー・ゲンスラーは、承認の声明でこれらのファンドを「非証券商品、ビットコインを保有するETP」と呼びました。
出典:2024/02/03 「Spot Bitcoin ETFs rank among largest commodity ETFs by assets held」 https://cryptoslate.com/spot-bitcoin-etfs-rank-among-largest-commodity-etfs-by-assets-held/
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