ウォール街の大手がビットコインの大口投資家に、ビットコインの本質は失われるのか？

米国証券取引委員会（SEC）が初のビットコインETFの承認から約1ヶ月後、小口投資家が売却し、大口投資家が積極的に購入するという新たな動きが見られています。

特にウォール街の大手企業がビットコインの大口保有者となりつつあり、これによりビットコインの分散化の精神が失われかねないとの懸念が高まっています。

HODL15Capitalによると、100BTC未満を保有する小口投資家が近週売却し、一方でBlackrock、Fidelity、ArkなどのスポットビットコインETF発行者が一日数万コインものビットコインを購入しています。

この急激な動きは、ETF発行者が管理手数料がまだ低い時期に積極的にビットコインを集めていることによると分析されています。

一方、機関投資家の積極的なビットコイン購入はビットコインの価格を押し上げていますが、これがビットコインの分散化の思想を損なう可能性があるとHODL15Capitalは警告しています。

出典：2024/02/14 「Wall Street Heavyweights Are Now BTC Whales: Is Bitcoin Losing Its Soul?」 https://bitcoinist.com/wall-street-btc-whales-bitcoin-losing-soul/