FTX取引所の債権者が、破産手続きを担当している法律事務所、Sullivan and Cromwell(S&C)を詐欺への共謀で訴えるという新たな展開がありました。S&Cは、FTXの密接な法律顧問として、仮想通貨取引所の主張される詐欺を援助し、幇助したとされています。
訴訟の詳細によると、破産した取引所とS&Cとの関係は、FTXがS&Cの元従業員であるRyne Millerを一般顧問として任命した2021年8月に始まりました。米商品先物取引委員会(CFTC)の弁護士としても働いていたMillerは、FTXがCFTCなどの規制機関とのライセンス問題を解決するために特別に雇われました。
その後、MillerはFTXとS&Cの関係を強化しましたが、彼自身がS&Cにパートナーとして戻るという裏の意図があったとされています。S&CはFTXの外部顧問として20件以上の異なる事項を仲裁しました。その中には、顧問料として100万ドル以上を引き出した3件も含まれています。
この訴訟により、S&Cが現在FTXの破産手続きを担当している立場には、独立性と公平性が求められ、更なる注目が集まっています。
出典:2024/02/18 「FTX Exchange Saga: Law Firm Handling Bankruptcy Accused Of Complicity In Fraud」 https://bitcoinist.com/ftx-law-firm-bankruptcy-accused-of-complicity/
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