TRONの創設者であるジャスティン・サン氏は、米国証券取引委員会(SEC)の訴訟に対し、「管轄権」および「規制の指導」の不足を理由にその棄却を求めています。この訴訟は、TRON(TRX)とBitTorrent(BTT)のトークンを未登録の証券として提供したとの疑いで、約1年前にSECから訴えられたことから始まりました。
サン氏と共に告発されたのは、TRON FoundationやBitTorrentなどの企業、そしてリンジー・ローハンやジェイク・ポールなどの著名人で、彼らはサン氏の仮想通貨証券を「不法に宣伝」したとされています。
最新の進展として、サン氏ら被告は訴訟の棄却を求め、米国の規制当局による仮想通貨業界への取り締まりを批判しています。また、この訴訟は、これまでのデジタル資産に関する制裁行動とは「根本的に異なる」と主張しています。
さらに、被告らは、この訴訟が明らかにしたいのは、コンテンツの共有を促進し、報酬を与え、民主化することを目指したブロックチェーン製品の開発に関与していると述べています。
サン氏らはまた、SECが自身の管轄権を持つかどうか立証できるかどうかに関わらず、SECの主張は成り立たないと主張しています。なぜなら、SECは各被告の役割を具体的に示す事実の主張を提供していないからです。
これらの理由により、被告らはこの訴訟が棄却されるべきだと主張しています。
出典:2024/04/02 「TRON Vs SEC: Justin Sun Seeks Lawsuit Dismissal For Lack of “Jurisdiction And Regulatory Guidance”」 https://bitcoinist.com/tron-vs-sec-justin-sun-seeks-lawsuit-dismissal-for-lack-of-jurisdiction-and-regulatory-guidance/
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