韓国・金融情報局、2024年の仮想通貨取引所規制計画を発表

韓国の金融情報局（FIU）が、国内の仮想通貨取引所に対する監視を強化するための2024年の計画を明らかにしました。この計画では、不正な仮想通貨取引所に対する対策として、反マネーロンダリング（AML）手段の改善が求められています。規制に適合しない事業者は特定され、排除されるとのことです。

FIUは、政策諮問委員会や関連組織との協力の下、専門家や事業者からの意見を集約して戦略を策定しました。この戦略では、韓国の仮想資産取引所の報告審査と検査が強化され、規制基準を満たさない仮想資産取引所の運営が禁止されます。

さらに、疑わしい取引に対する予防的な取引停止システムの導入が計画されています。このシステムは、金融活動作業部隊（FATF）の下で運用され、刑事訴訟の全段階で犯罪収益の隠蔽を即座に阻止することが可能となります。FIUは、このシステムを国内で実装する予定です。

この計画の一環として、主要株主も評価の対象となり、法的違反の歴史や社会信用が低い者（貸倒れなど）は、より厳しい資格剥奪措置の対象となる見込みです。

出典：2024/02/13 「Crypto Regulatory Landscape: South Korea FIU Reveals 2024 Plan For Exchanges」 https://bitcoinist.com/south-korea-fiu-crypto-regulatory-landscape/