カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏が、暗号通貨業界における権力の集中化について懸念を示し、「Legacy is Eating Crypto(伝統が暗号通貨を食いつぶす)」と題した動画を公開しました。ホスキンソン氏は、ビットコインやステーブルコイン業界で一部の大手企業が支配的な存在になっていることを指摘しました。このことがユーザーにリスクをもたらし、暗号通貨の分散化の本質を損なう可能性があると述べています。
特に、資産担保型ステーブルコインについて、テザー(USDT)やUSDコイン(USDC)がステーブルコイン市場の大部分を占めていると指摘。これらのステーブルコインは、規制対象の発行体によって発行されているため、法的なリスクが伴います。また、ホスキンソン氏はビットコインETFの人気急上昇や大手機関投資家の影響力についても懸念を示しました。
その一方で、ホスキンソン氏はカルダノの分散化への取り組みを強調。カルダノは個人やコミュニティがネットワークの開発やガバナンスに参加できるよう設計されており、集権化の課題に対抗できると自信を示しています。
出典:2024/02/14 「Cardano Founder Declares Crypto Under Attack: ‘Legacy Is Eating Crypto’」 https://bitcoinist.com/cardano-founder-declares-crypto-under-attack/
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