アメリカの検察、バイナンスの和解案承認を裁判官に要請

アメリカの検察官は、バイナンスが罰金43億ドルの支払いと5年間の規制遵守監視を条件に、送金事業への未登録やマネーロンダリング防止策の不備などで起訴された罪を認めるという和解案の承認を裁判官に求めました。これはアメリカにおける刑事罰金の中でも最も額が大きいもので、検察は、バイナンスが意図的に法律を破り、金融システムを脆弱にしたと主張しています。

また、バイナンスの前CEOであるChangpeng Zhao氏は、1750万ドルの保釈金を支払ったうえで、有罪判決が確定すれば最大10年の刑を受ける可能性がありますが、和解案が承認されれば最長18か月の刑にとどまる可能性があります。また、彼は5000万ドルの罰金の支払いにも同意しています。

出典：2024/02/18 「US prosecutors ask judge to approve Binance plea deal」 https://cryptoslate.com/us-prosecutors-ask-judge-to-approve-binance-plea-deal/