Terraform Labsが詐欺に関連した民事訴訟で対決することになりました。この訴訟は、2022年に同社のステーブルコイン「TerraUSD」が崩壊したことによるものです。その結果、投資家の資産約40兆円が失われました。一方で、共同創設者のDo Kwon氏は、アメリカや韓国での刑事訴訟に直面するかどうかを決定するため、モンテネグロで引き渡しの結果を待っています。
訴訟は、Terraform Labsが「欺瞞的な慣行」に関連して、米国証券取引委員会（SEC）から提起された詐欺の申し立てを検討するマンハッタンの陪審員によって審議されます。
これらの進展を受けて、SECはTerraform LabsとKwon氏に対して、今後、米国の証券法を遵守するよう命じる裁判所命令を求めています。また、SECは不正得利を没収するための民事罰金も求めています。
SECは、Terraform Labsが人気の韓国決済アプリ「Chai」がTerraformのブロックチェーン技術を利用して仮想通貨取引を処理し決済していると偽って投資家を欺いたと主張しています。また、SECはTerraform LabsがTerraUSDが米ドルに「ペッグ」されていると不正に主張したとも主張しています。これに対してTerraform Labsはこれらの申し立てを強く否定し、SECの仮想通貨企業に対する「無法」との表現を批判しています。
この裁判では、陪審員は、Terraform Labsと提携してTerraUSDを支援したとされるシカゴの取引企業Jump Tradingの関与についての証拠を聞く予定です。
出典：2024/03/26 「Terraform Labs In The Hot Seat: Trial Begins As Do Kwon’s Final Extradition Decision Looms」 https://bitcoinist.com/terraform-labs-in-the-hot-seat-trial-begins/
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